居心地の良い家 - 地下スペースを楽しむゆとりある家 SEKI ARCHITECT DESIGN OFFICE setagaya, tokyo
居住面積を広げるため当初は増改築を検討されていました。 しかし、建ぺい率40%・容積率80%のエリアのため 2階建ての場合だと25坪となり、既存の家より延床面積が 小さくなってしまうため、地下にドライエリアを設け、その 周りに水廻り・予備室を兼ねたギャラリーを配したところ、 ゆとりのある38坪の住まいとなりました。 東側道路からの外観。
西側道路からの外観。 東西が道路に面しているため風を採り込み易く、また 近くの多摩川からの風が朝夕南西方向から吹き込み、 家全体が風通しの良い住まいになっています。 1・2階のバルコニー部分は強い陽射しを避けるため、 西側全体を壁で塞ぎました。
右下がドライエリア。 左側の竹垣の脇にあるこげ茶色の“大甕”は 奈良時代に焼かれたものだそうです。 建築中動かすのが怖かったため、モミジの幹ごと 厚24mmの合板で固めていましたが、 囲いを外す時はドキドキでした。